教室案内
関塾ってどんな塾?にお答えします!
塾をお探しの方、関塾ってどんな塾なの?と気になっている方、関塾の説明をするので、ぜひご覧ください。
数ある塾のなかでも、関塾は「完全個別指導型」の塾に分類されております。
学校のような「集団指導型」の塾とは授業の進め方が大きく変わってきます。
関塾の特徴としては
①1:2の授業
②生徒の理解優先
の2点です。
「①1:2の授業」、というのは、「講師1名につき生徒2名」で授業を行う、ということです。
関塾の授業は90分です。1:2の授業では、講師の先生が90分の授業の中で交互に生徒の学習状況を見ながら授業を進めていきます。
「②生徒の理解優先」というのは、学校の進度に合わせて、一定の速度で決められた単元を進めていく…わけではない、ということです。
どういうことか、具体例を挙げて説明しましょう。例えば、中学2年生で数学が苦手なAさん。Aさんは中1の初期から数学が苦手だったとします。
その場合、無理に中2の数学を進めても、効果はあまりありません。数学は積み重ねの科目なので、中1の内容に戻って学習する必要があるからです。この場合、関塾は中1の内容まで戻って学習を進めていきます。
さらに細かいことを言うと、実際Aさんの所属する学校、取りたい点数、志望校などにより、どの程度どの単元までさかのぼり復習していくか、という取捨選択も行っております。
逆に、学校よりも先に進んでいるBさん。その場合も、学校の進度に無理に合わせることをせず、先に先にと勉強を進めていきます。
このように、関塾では生徒の進度、理解に合わせて授業を進めております。
また、基本的にはどのような学習状況の生徒でも、定期テストの2週間前からはテスト対策を行っておりますので、その点もご安心ください。
以上、長々とした関塾の説明をお読みいただきありがとうございます。
もっと関塾を知りたい、という方は、ぜひ関塾までお話をしにお越しください。
都立or私立?【都立高校編】
都立or私立?~都立高校編~
ここ10年でいうと、およそ2011~2016年頃までは、都立高校は大変人気がありました。
従来の普通科以外にも、総合学科、単位制普通科、科学技術科、国際学科…等々、特徴ある高校も増えています。
近年は国と都の就学支援金制度の拡充により、都立から私立へ流れる受験生が増えたので以前ほど志望者数は多くありませんが、魅力的な高校が多いことには変わりません。
近年の傾向としてはとにかく普通科の人気が高いことが挙げられます。普通科全日制の都立高校の倍率は概ね1.5倍です。
三鷹市近辺では、「西、国立、武蔵野北、小金井北、調布北、豊多摩、石神井、神代、調布南、芦花、杉並、府中東」などがよく生徒の志望校として挙げられています。
専門学科は、高校・学科により倍率の高低が大きく変わっています。全体としてはあまり倍率は高くなく、1.09倍となっています。
専門学科を持つ高校は三鷹市近辺にない場合もあるので、比較的と遠くまで通っている生徒もいます。
志望校として挙げられるのは、「多摩科学技術、国際、総合芸術、産業技術高専、八王子桑子、第五商業、田無工業、総合工科、府中工業、農業、農芸」などです。
都立高校には、総合学科があります。あくまでイメージとしてですが、普通科と専門学科の中間のような学科です。基本的には普通科同様に授業を行うのですが、主に2年次から選択科目で「書道」「保育」など、普通の高校では選べない科目を選択することができます。
倍率は普通科ほど高くなく、総合学科全体で概ね1.19倍です。
どちらかというと女子に人気があり、生徒数の7割以上を女子が占める高校も珍しくありません。
都立高校は、ほぼ全てが都立共通問題、5教科での入試となります。
ごく一部、都立の難関校(西、日比谷、国立、八王子東、青山…など)は、英数国の3教科だけオリジナル問題を使用し、理社の2教科は都立共通問題を使用しています。そのような高校を自校作成校と呼称しています。
自校作成校とそれ以外の高校では、入試問題の難易度が段違いです。入試問題の難易度のイメージとしては、”難関私立=都立自校作成校>>>他都道府県公立高校>都立共通問題”といった感じです。
自校作成校受験の目安としては、「最低でも学校の通知表が9教科合計で40以上」と考えていただければよいかと思います。実際はオール5の生徒でも落ちる生徒はいるので、油断は一切できません。
しかしながら難関国公立大学への進学を考えている人は、私立の中高一貫校に高校から進むよりも、都立の自校作成校の方が良いのではないかと思います。
私立高校と比べると、問題の出題傾向をしぼりやすく、対策を立てやすいのも都立高校の特徴です。
別の記事で都立入試の教科ごとの特徴を載せているので、都立高校を見据えて勉強を進めている方は、ぜひチェックしてください。
都立or私立?【私立高校編】
私立or都立?~私立高校編~
2017年頃から私立高校に進学した場合の就学支援金制度が拡充したため、近年人気が上がっています。2020年からさらに就学支援金制度が拡充し、授業料は実質無償化しつつあります。(ただし制服代や施設利用料等は授業料に含まれないので注意が必要です)
第一志望として以前から人気が高いのは、やはり「大学附属の私立高校」です。特に、三鷹市近辺だと「法政・中央大付・明治中野、明治中野八王子・日大鶴・日大櫻・専修」あたりが人気です。
その他にも理系科目が好きな生徒は「電機大学」、最近共学化&校風が変わり注目と人気を集めているのは「武蔵野大」などがあります。
また、都立高校が第一志望の場合、滑り止めとして「併願優遇」の制度を用いて、私立高校を受験するのが一般的な方法です。
併願優遇とは、第二志望であることを明確にし、中学校を通して高校に事前に通達することで、高い確率で合格をもらえる制度です。全てを説明すると大変長くなるので、詳細は塾までお問合せください。
併願優遇として受けられている方は多いのは、三鷹市近辺ですと「大成・杉並学園・武蔵野大」などです。もちろんこれらの高校も人気があり、第一志望の生徒もたくさんいます。
私立を第一志望とする場合、どの高校をどの日程で受験していくかが重要です。この辺りは中学入試や大学入試と同じように、戦略が必要になってきます。
一般受験は英数国の3科目で、問題の出題形式や難易度も、高校によって大きく変わってきます。
都立と私立の出題傾向の比較は以下の通りです。
【英語】都立で出にくい文法問題が出やすい。
【数学】都立では1問あるかどうかの「確率」が大問として出題されやすく、証明の記述問題は出にくい。計算問題は複雑。
【国語】都立ではほぼ出ない文法問題や国語知識を問う問題が出やすい。
これらはあくまで傾向、ということにご留意ください。
実際は受験される高校の過去問を精査し、出題の傾向をつかむ必要があります。
そのため一般受験で受験するのであれば、なるべく早い時期から志望校を決めると、効率よく勉強できるでしょう。
最後に…私立高校と都立高校で悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。高校選びは人生の大きな選択なので、急いで決める必要はありません。
悩んでいて決めきれないときは、塾としてはとりあえず都立高校を第一志望として考えることをおすすめします。
理由は、都立の勉強から私立の勉強に切り替えることはできても、私立の勉強から都立の勉強に切り替えるのは科目が増えるので大変になりがちだからです。
悩んでいてまとまらないときは、ぜひ塾までご相談にお越しください。
都立高校入試の特徴【英語編】
都立入試の特徴~英語編~
全ての科目の中で、最も点数の差が開きやすい科目が英語。
都立の英語では、ほぼ全てが読解の問題となっているため、文法の細かい部分(高校で初めて習うようなレベルのこと)はそれほど重要ではない。とはいえ中学で習うレベルの文法でつまづいていると文の意味が正確に汲み取れないので、文法をおろそかにしないこと。
また、読解が全てなので単語力と読解の速さと正確性が求められる。
都立入試は基本的にはマークシートなので、単語は書ける数を増やすよりも、読める数を増やすほうが良い。
リスニングでは記述が1問、筆記では作文が1問出題されているため、作文でよく使う単語は書けるようになると良いだろう。
英語は得意な生徒と苦手な生徒でまるっきり対策が変わってくる科目でもあるので、自分の実力と、志望校への合格必要点数を考慮して、どのように進めるか方針を決めよう。
都立高校入試の特徴【数学編】
都立高校入試の特徴~数学編~
大問1~大問5まで構成になっており、特筆すべきは大問1。
大問1は(1)~(9)の小問9題で構成されており、比較的解きやすい問題が多く出題されている。
解きやすく、簡単な問題ばかりだが、なんと大問1を全問正解するだけで、100点中46点が取れる。
この大問1を全問正解できるかどうかは全ての受験生にとって、非常に重要だといえる。
数学は1問あたりの点数配分が大きく、最低でも1問5点以上なので、絶対にケアレスミスをしないように注意深く見直しをする癖をつけよう。
数学は出題される問題とされない問題があることが、過去問の傾向から見て取れる。
直近10年間に出題されていない問題(例:方程式の文章問題など)は受験勉強として学習していく必要はない。
何を勉強して何を勉強しないのか、それを見極めることで効率よく学習できる科目といえる。
都立入試の特徴【国語編】
都立高校入試の特徴~国語編~
数年前に都立は基本的にマークシートと変わったため、国語はそれ以前に比べて記述が2問減った。
マークシート化して以降、漢字と作文以外は全て四択問題となり、難易度は下がったといえる。
2020年度入試では、脅威の平均点81.4点だった。現状、他の科目に比べて差が開きにくいといえる。そのため国語で他の受験生と差をつけたい生徒にとっては、やや不利と言えるだろう。
作文の時間配分に気を付けること、大問5の現古融合問題が見慣れない形式なので、模試や過去問でしっかりと対策をしよう。