秋の風物詩「お月見」について今回はお話ししようと思います!
みなさんは、ご家族の方から聞いたことがありますか?
「お月様にはうさぎさんが住んでいて、お餅つきをしているんだよ」と。
みなさんからするといかがでしょう。
うさぎが餅をついているように見えたことはありますか?
この由来について調べると「今昔物語集」に
神様がうさぎを月へ昇らせた説話が登場していることから
平安時代の頃から続いている言い伝えのようです。
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確かに、月の模様をよくよく眺めてみると
模様の一部がうさぎの耳に見えたり、臼(うす)に見えるような気がしますね!
このうさぎのエピソードは中国やインドにもよく似た昔話があり
特に中国では、月の模様も「薬膳をつくるうさぎ」といわれているようです。
もちろん国によってイメージは異なります。
例えばヨーロッパに住む人々には「本を読むおばあさん」「ハサミを振り上げるカニ」
アラビア半島では「ライオン」、南アメリカでは「ロバ」や「ワニ」に見えるそうです!
世界各地のいろいろなイメージにはその地域で昔から伝わる
月が生まれた神話や伝承と、深い関係があるようです。
みなさんも夜、勉強に疲れたら月を見上げてみてください。
この記事を読んだ後なら、様々なイメージが月に浮かぶのではないでしょうか。
「〇〇の秋」といえば何が当てはまるでしょう?
候補はたくさんありますよね。
その多くは、夏に比べて夜が長くなってきたことや
気温が下がり過ごしやすい季節になったことに由来するようです。
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また、「芸術の秋」や「行楽の秋」については気候の他にも
紅葉や黄葉などカラフルな自然を楽しめることが由来の一つと言えるでしょう。
今回はみなさんに、秋を代表する明るい色と甘い香りをもつ花
「金木犀(キンモクセイ)」の話をしたいと思います。
「金木犀」は中国原産の植物で、日本には江戸時代に雄株のみが持ち込まれました。
そのため国内には野生の金木犀はなく、公園や庭にある木は全て挿し木によるものです!
中国や日本では昔から、その香りを利用してきました。
例えば中国には、お茶に金木犀の花びらを混ぜた「桂花茶」や
白ワインに漬けた「桂花陳酒」というものがあります。
日本でも同じように明るい色の花と甘い香りを楽しんでいましたが
調べていくと、トイレの傍によく植えられていた木でもあったようです!
水洗トイレの無かった頃ですから、その匂いを打ち消すために選ばれたのでしょうね。
今でも手近なお店で買える消臭剤には
「金木犀の香り」と書かれたラベルをよく目にします。
人々の生活の知恵が光りますね!
この他にもまだまだ「秋」が見つけられるでしょう。
自分だけの「秋」を見つけたら、ぜひ先生にも聞かせてくださいね。
今回は数字の神秘「黄金比」について紹介したいと思います。
みなさんはこの比を知っていますか?
黄金比とは!!
今年も10月を迎えました。
近頃は帰る生徒を見送っていると、日が沈むのが早くなったと感じます。
塾からの帰りは寄り道せず、気を付けて帰りましょう!
ところで、10月は旧暦で『神無月』と呼びますね。
この名前の由来は諸説あります。
「神の月→神な月→神無月と変形したから」や「お祭り(神事)のない月だから」なども
有力な説ですが、今回は「神様がいない月だから」という説を紹介しましょう。
10月が「神様のいない月」だとすると
その間どこへ神様は行ってしまったのでしょうか?
答えは、島根県にある出雲大社です。
みなさんこんにちは。
この地球には、まるで映画やアニメのように美しくて壮大な地形や
日常では触れることのない現象を体験できる場所があります。
今回はそんな『世界の不思議スポット』を1つ、皆さんに紹介したいと思います!
今回紹介するのは「死海」です!
観光地として非常に有名なのですが、なんとも恐ろしそうな名前ですね。
この「死海」には一体どんな特徴があるのでしょうか。一緒に調べてみましょう!
まず死海はその名の通り、湖でありながらその中身は塩水です。
しかも、海水の塩分濃度が3%なのに対し、死海の塩分濃度は30%もあります!
なんと海水の10倍の濃さの塩水なのです!!
皆さんは「%」の計算がしっかりできていますか?
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死海は大きな湖ですが、人間以外の生き物の姿はありません。
あまりにも塩分濃度が高すぎて魚の住めない環境なのです!
これが英語で「DEAD SEA(死の海)」と呼ばれている由来なのです。
死海の特徴はまだあります。
非常に濃い塩水のため、比重(同じ体積で比べた時の重さ)がとても高いです。
なんと人間は死海に潜ることはできません!!
人間に対し塩水が重すぎるため、必ず人間は死海に浮かんでしまうのです。
潜ろうとしてみたり、その場で無理に立ち上がろうとすると逆にバランスを崩し
ひっくり返ってしまうのだそうです。
ただし死海に20分以上入っていると、塩分濃度のせいで皮膚が痛み腫れてしまうので
面白くても長く居るのは避けたいところです。
さてこれまで紹介した死海の性質ですが、規模が小さいものなら家でも再現できます!
コップやお皿に水をはり、限界まで塩を溶かして卵やミニトマトを浮かべてみましょう。
普通の水に入れた時と、明らかに違うことが分かるはずですよ!
水が冷たいとたくさん塩を溶かすことができないので
最初はお湯に溶かして、その後冷ますと実験に最適な食塩水になります。
この時も、こまめに手を洗わないと皮膚がかゆく感じることがあるので注意しましょう。
近頃はくもりや、雨の降る日が多く感じられますね!
日本で降水量の多い季節と言えば梅雨がすぐ思いつくことでしょう。
しかし、実は夏の終わりから秋にかけても
雨の多い時期として知られています。
降水量が多い理由には台風も挙げられますが
それ以上に「気圧の変化」が大きく影響しているのです!
夏が終わりに近づくと、太平洋高気圧の勢力が弱まり
代わって日本の北西にあるシベリア高気圧が発達します。
丁度この二つの高気圧からの風が日本上空でぶつかり合い
梅雨前線とよく似た「秋雨前線」が作られるのです!
今後もしばらくは、雨が降ったり止んだりといった天気が続いていくことでしょう。
教室に傘を置き忘れることのないよう、授業後は気を付けてくださいね。
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さて、雨の話題に続いて今回は傘についての話も
みなさんに紹介しましょう!
今現在私たちが使っている傘は『洋傘』といわれるもので
日本では、1804年に出島で有名な長崎に来たのが始まりです。
それまで日本では、竹で作った骨組みに和紙を張り
油を塗った『和傘』が広く使われていました。
今でも和傘は、歌舞伎・時代劇の小道具などで、見たことがあるのではないでしょうか。
傘の始まりを調べていくと、なんと4000年前のエジプトやイランの壁画で
傘を使っている様子が確認されています!
しかし当時のものは「雨傘」ではなく閉じることもできなかったようです。
その頃は主に貴族が日傘として使っており
「傘を使う=貴族」といった権力のシンボルだったようです。
13世紀に入ると、木の骨組みでできた閉じられる傘が
ヨーロッパで女性のアクセサリーとして流行するようになりました。
実際に雨傘として使われるようになったのは、18世紀のイギリスが最初です。
その頃も「傘を使うのは女性」であり、男性は帽子・コートを使うのが一般的でした。
そのため男性が傘を使うことは不思議に思われる時期があったのですが
持ち手をステッキ状にしたことで、男性の間で爆発的に流行するようになりました!
そうして英国紳士の間で広まった雨傘が、今の傘につながっているのです!
「人工衛星」をイメージしてみてください。
気象観測や放送など様々な用途の人工衛星が、地球の周りに存在しています。
今回は人工衛星について興味深い話を二つ、紹介したいと思います!
まず一つ目は、人工衛星の射出速度についてです。
みなさんは、ロケットの打ち上げの映像を見たことがありますか?
大量の煙を上げて飛び立つロケットですが、大気圏外まで飛び出すためには
それだけの勢い(速さ)が必要だということが分かります。
しかし、あのロケットは「速すぎてもダメ」なのです!
人工衛星を積んでいるロケットの場合は特に、ただ宇宙へ向けて飛んでいくのではなく
地球の周回軌道にのせないと衛星としての役目を果たせません。
あまりに速過ぎるロケットは、地球の周回軌道から飛び出してしまうのです!
この丁度いい射出速度のことを 「第一宇宙速度」と呼びます。
大気の抵抗などを考慮しなければ、秒速約7.9kmが
地球の周回軌道にのるための「第一宇宙速度」です。
速度、ロケットの質量、地球の半径から求めることができる「遠心力」 と
ロケットの質量、地球の半径と質量、万有引力定数から導かれる「重力」が
釣り合うように計算します。
興味があるならぜひとも計算に挑戦してみてくだい!
もしできたら先生にも見せてくださいね。
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さて、もう一つ紹介したいのは人工衛星のソーラーパネルについてです!
衛星から鳥の羽やラケットのように広げ、太陽光発電をしているこのパネルですが
実は折りたためるようになっています。
しかもそれは、なんとソーラーパネルのために開発された折り方なのです!!
その名を「ミウラ折り」といいます。
下図のような折り方です。
皆さんの自宅やお友達の家などで
このような状態になっている窓は、ありますか?
毎日、非常に暑い日が続いています。
生徒のみなさんはいつも元気よく教室に来てくれていますが
その元気さを維持するのも、この時期は大変です。
夏は熱中症もさることながら
風邪をひかないように体調管理をしっかり行いたいものです。
夜に寝苦しくて睡眠不足になったり、冷たいものばかり食べて
栄養不足になったりすると、免疫力が低下してしまいます。
この暑さを乗りきる為に、食事、睡眠、適度な運動など
どのような生活をすれば良いのか、改めて一緒に考えてみましょう!!
まずは食事です!
運動には当然ですが、勉強にもたくさんのエネルギーを使います。
毎日決まった時間に起きて朝食をしっかり摂りましょう。
ビタミンB1はエネルギー代謝や疲労回復に最適です。
豚肉や大豆などの食品に多く含まれています。
果物や野菜などに含まれるビタミンCは
ストレスや暑さに対抗する力を高める効果があります。
そして、エネルギー源となるタンパク質をきちんと摂取しましょう。
また、食事は腹八分目が適当です。
食べ過ぎてしまうと消化することにエネルギーが使われ
脳の働きが鈍くなってしまいます。
みなさんは食事の後に勉強しようとしても
すぐ眠くなってしまう経験をしたことがありませんか?
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そして、水分補給も定期的に行うことを意識しましょう!
人間の体は、65パーセントが水分でできています。
そこから10パーセントの水分が失われると脱水症状になり、
20パーセントの水分が失われると命に関わります。
スポーツをする際には、スポーツドリンクや食塩水が効果的です。
冷たい飲み物を一気に飲むことは体に負担をかけるので、控えましょう。
次は睡眠です!
夜更かしをせず、早寝早起きを心がけましょう!
エアコンのきいた部屋に長時間いることは良くありません。
冷たい風にあたり続けると体をだるくし、体調を崩す原因となります。
体を冷やし過ぎないように注意しましょう。
まだまだ暑い日が続きます。
体調管理をしっかりして、明日も元気に過ごしましょう!!
こんにちは!
みなさんのお家に和室はありますか?
和室と言えば畳ですが
その畳の大きさは大きく分けて3種類あるのを、みなさんはご存知でしょうか。
その3種類とは
京都を中心に、西日本で広く使われている京間と
愛知、岐阜、三重で多くみられる中京間
東京を中心に、関東圏で使われている江戸間です。
京間は長辺6尺3寸(190.89cm)、中京間は6尺(181.8cm)と
中京間の方が一回り小さくなっています。
そして、江戸間は長辺5尺8寸(175.74cm)と更に小さいのです。
ちなみにこの長さは、1尺を約30.3cm、1寸を約3.03cmとして計算しています。
みなさんは小数の計算に苦手意識を持っていませんか?
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畳の大きさには。どうしてこのような地域の違いができたのでしょうか?
それは、江戸時代以前の税制と関係があるのです。
江戸時代は土地を畳の枚数で数えて、税金(年貢米)の量を決めていました。
この際に使う畳の大きさを6尺3寸に統一したのが
豊臣秀吉の政策の一つ、太閤検地だったのです。
しかし時が経ち、江戸時代になると
財政に苦しんだ江戸幕府は、増税を考えました。
それが、畳の大きさを6尺に縮小することだったのです。
畳を小さくすることで、同じ大きさの土地でもより多くの畳をひけるということですね。
しかし、厳しく統一できたのは幕府のお膝元である江戸近辺だけであり、
逆に関東以外の地方では、上手く統一が進みませんでした。
このような経緯で、畳の大きさに違いが生じたのです。
みなさんも、身の回りの疑問を調べてみると、思わぬ歴史の不思議に出会うかもしれませんね。