三鷹市の個別指導塾Dr.関塾 山中通り校

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Dr.M’zの研究日誌 -Report.5-

みなさん、こんにちは。Dr.M’zです。

今回は宝石について話していこうと思う。

宝石と聞いてすぐに思いつくのはダイヤモンドではないかな?

ダイヤモンドは、その綺麗な輝きから様々な宝飾品に使われ

とても価値のある宝石とされている。

そんなダイヤモンドであるが・・・

その成分はなんと黒鉛と同じなのである。

黒鉛といえば、鉛筆の芯の主成分であり、見た目は真っ黒。

しかし、ダイヤモンド・黒鉛は両方とも炭素( C )という原子で構成されている。

炭素が立体的な正四面体状に結合していると、その構造は整列され強固なものになり

ダイヤモンドのような輝きと硬度をもつ。

炭素が平面的な正六角形状に結合し、それが層状に積み重なると

黒鉛のような軟らかさと導電性をもつ。

このように炭素は結合様式で、様々な変化を見せるが

他の宝石にも面白い特徴が発見できる。

それがサファイアとルビーである。

サファイアは青色、ルビーは赤色の宝石として有名であるが・・・

この二つ、実は同じ酸化アルミニウムからできている。

しかもダイヤモンドとは違い、結合様式も全く一緒である。

では、なぜこんなにも色の違いが出るのか。

それは不純物の違いからくる。

酸化アルミニウムを構成するアルミニウムのうちほんの2%を

鉄に置き換えると青いサファイアになり、

クロムに置き換えると赤いルビーになるのである。

たった2%の違いであれほどにも色が変わるとは、不思議なものである。

さて、ここまで紹介した宝石はいずれも誕生石に挙げられている。

ダイヤモンドは4月、ルビーは7月、サファイアは9月である。

誕生石には様々な宝石が挙げられているが、1月の誕生石にガーネットというものがある。

このガーネット、山道や川原で拾い集めることができるらしい。

30年ほど前に、山中通り校のスタッフが山梨県本栖湖で拾ったことがある

という話も耳にした。

現在でも長野県和田峠では、ガーネットを拾い集めることができるそうだ。

採取した場所を地図でまとめてみると、いい自由研究になるだろうし

拾ったガーネットを1月生まれの友達にプレゼントしてあげれば、きっと喜ぶことだろう。

この夏、宝石採取に挑戦してみてはどうかな?

Dr.M’zの研究日誌 -Report.4-

みなさんお久しぶりです。山中通り校のDr.M’zです。

もうすでに夏休みであるが、この1ヶ月は、

自由研究のヒントになるようなReportを取り上げていきたいと思う。

先日、七夕の話題が取り上げられていたが、

その中で、こと座のベガ、わし座のアルタイルは共に一等星であると書かれていた。

そこで今回は、星の明るさについて話していこうと思う。

そもそもこの等級はどうやって決めたのか。

それは古代ギリシア時代までさかのぼる。

星の明るさを段階的に分け始めたのがその時代の天文学者ヒッパルコス。

彼は、最も明るい星を一等星とし、

肉眼で見ることができる一番暗い星を六等星として、

その間を分ける形で星の明るさを6段階に決めた。

技術が進歩するにつれ、六等星よりも暗い星が観測できるようになり、

七等星、八等星なども出てくるようになった。

また、細かな明るさの違いも測定できるようになったため、

小数や0、負の数も取ることができるようにもなった。

ただ、この明るさは地球からの距離にも関係するため、

この等級が実際の恒星の大きさ・明るさとは違うことがある。

その一つが先ほど挙げた、こと座のベガ、わし座のアルタイルと共に

夏の大三角形を形成する、はくちょう座のデネブである。

ベガは0.03等星、アルタイルは0.77等星、デネブは1.25等星と、

3つの中では一番暗い恒星であるデネブであるが…

実際は太陽の5万倍の明るさがあり、1日に放射するエネルギー量は

太陽が140年かけて放つ量に等しい。

そんな恒星が一等星ほどに落ち着いてしまうのは、やはり距離が遠いからである。

仮に太陽をデネブの位置まで移動させると、15等星ほどにしかならないのである。

さて、恒星の明るさについて知ってもらったところで

最後に今回のReportを自由研究に使うためのアドバイスをしておこう。

星占いで有名な十二星座。

それらをかたどる星々の等級を調べて

色違いの電球・LED(発光ダイオード)などで等級別に色分けして

野外用星座MAPなんていうものを作ってみるのはどうかな?

これなら実際の夜空を観察するときに

星座の本と懐中電灯を持ち出すよりも便利ではないだろうか。

ではまた次回お会いしよう。

理科実験

2011年、夏!!!

Dr.関塾 山中通り校では、理科実験教室を開催します!

小学校では、今年度から新学習指導要領に完全移行しました。

特に理科は、新しい内容が大幅に増え、授業時間も350時間から405時間に増えました。

授業内容も、「身の回りの現象・道具の原理を知ろう」というものが多くなり

観察力を養うための実験が必要不可欠です。

来年からは中学校も新学習指導要領に完全移行するため

ここで理科嫌いになってしまうと、中学生になってから更に苦しくなってしまいます。

だからこそ!

理科が嫌いな子も、好きな子も、関塾の実験教室で一緒に楽しく実験しましょう!

対象は小学5・6年生で

費用は参加費・材料費・テキスト代を含めて1,000円となっていますが・・・

なんと!

塾外生は関塾生の紹介に限り 無料 となります!( この場合、紹介した関塾生も 無料 となります。 )

尚、先着限定10名となっていますので、お早めにお申し込み下さい。

――――― 理科実験実施要項 ―――――

◇ 対象 ◇   小学5・6年生

◇ 日時 ◇   平成23年8月6日(土) 11:00~13:30

◇ 費用 ◇   税込み1,000円( 参加費・材料費・テキスト代として )

        ※ただし、塾外生は関塾生の紹介に限り 無料 となります。

        この場合、紹介した関塾生も 無料 となります。

◇ 会場 ◇   Dr.関塾 山中通り校

◇ 申込方法 ◇ 電話にてお申し込みください。

  山中通り校 TEL 0422-76-4119

JAXA

もうすぐ夏休みですね。

家族で旅行へ行ったり、友達とプールで遊んだり

楽しい予定でいっぱいなことでしょう!

ただし

遊びすぎて夏休みの宿題を忘れてしまった…

なんてことにはならないようにしましょう!

特に自由研究については、じっくり時間をかけないと完成度の高いものはできません。

そこで今回は、身近な施設・公園の中から

自由研究のヒントになるようなものを紹介したいと思います。

みなさんは、JAXAという言葉を聞いたことがありますか?

JAXAは宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace eXploration Agency)の略称で

日本の宇宙開発を一手に担う重要な機関です。

最近では小惑星探査機「はやぶさ」が話題になりましたが、

その打ち上げから帰還までを担当したのもJAXAの1グループでした。

さて、そんな重要な国家機関が山中通り校の近くにあることを知っていましたか?

東八道路と三鷹通りがちょうど交差するところに、JAXAの調布航空宇宙センターがあり、

山中通り校から自転車で10分もかからずに着きます。

無料で見学できる展示室もあり、

実物の実験用航空機やシミュレーターなどが体験できます。

宇宙の不思議やロケットの構造に興味がある子は

この夏の自由研究に使うためにも、一度調べてみましょう!

七夕

7月7日は七夕ですね。

七夕は、天の川の対岸に離れ離れになった織姫星とひこ星が

年に一度会える日とされています。

織姫星はこと座のベガ、ひこ星はわし座のアルタイル、という星です。

どちらも一等星なため、晴れた夜空ならすぐに見つけることができます。

しかし、7月7日はまだまだ梅雨が明けず、曇り空が続くため、

例年、七夕の夜にこの2つの星を見ることはなかなかできません。

ではなぜ、星が主役の七夕のお祭りが、天候の悪いこの時期に行われるのでしょうか。

それは、太陽暦(新暦)と太陰暦(旧暦)に関係があります。

現在私たちが使っているカレンダーは太陽暦を元に作っているもので、

太陰暦より約1か月早くなっています。

本来の七夕は旧暦の7月7日なので、新暦の8月初旬にあたります。

現在でも、旧暦の7月7日に相当する日を『伝統的七夕』(今年は8月6日)として

その日に七夕のお祭りを行うところが多いようです。

この時期なら、梅雨もすっかり明けて、

夏の夜空に織姫星とひこ星が綺麗に見えることでしょう。

もし、7月7日に織姫星とひこ星が見られなかったときは

8月6日にもう一度夜空を見上げてみましょう!

夏期講習会のお知らせ

Dr.関塾 山中通り校では授業方法を

もっと知って頂くため、特別に夏期講習会として

限定30名の方に無料で体験授業の枠を設けました。

関塾の夏期講習会を通じて、秋に向けた学習習慣をしっかり身に付けましょう!

特に中学3年生は、この夏が勝負です!!

1学期の反省点を踏まえて、2学期に向けての弱点補強と得点力アップを目指しましょう!

尚、定員になり次第締め切らせて頂きますので、お早めにお申し込みください。

―――――夏期講習会実施要項―――――

◇ 科目 ◇  数学・算数・英語・国語・理科・社会から1科目を選択

◇ 期間 ◇  申し込み日から2週間以内(45分×4回)

◇ 対象 ◇  小学生・中学生・高校生

◇ 学費 ◇  無料 (教材費として税込1,000円頂戴します)

世界遺産

つい先日、岩手県平泉にある中尊寺などの寺院が

世界文化遺産に登録されました。

世界遺産とは・・・

1972年にユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」に基づいて登録された

遺跡・自然・景観などのことをいいます。

特に、国や民族を越えて人類が共有すべき

普遍的(誰にとっても)価値をもつ遺産を対象としています。

また世界遺産は文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類に分けられています。

大まかにいうと

文化遺産には建築物や遺跡

自然遺産には地形や景観

などが登録されます。

複合遺産はその両方を満たすような遺産で

有名なところではペルーのマチュ・ピチュがそれにあたります。

さて、今回登録された平泉は

日本の文化遺産としては島根県の石見銀山以来4年ぶりです。

日本には16個の世界遺産があり

最初に登録されたのは奈良の法隆寺とその周辺の寺院でした。

ところでみなさんは、東京にも世界遺産があることを知っていましたか?

どこにあるかというと…

答えは山中通り校まで。

Dr.M’zの研究日誌 -Report.3-

みなさん、こんにちは。山中通り校のDr.M’zです。

今回は『白銀比』について話していこうと思うので

この先はReport.2を読んでから進んで欲しい。

『黄金比』については理解していただいたかな?

さて、黄金比と並ぶものに『白銀比』というものがある。

白銀比とは・・・

1:ルート2のことであり、イコール1:1.414・・・である。

正方形の1辺と対角線の長さがこれに相当するのだが

その比は、A4やB4などの用紙サイズ、ハガキの大きさに見ることができる。

また、白銀比は別名『大和比』と呼ばれており、特に日本人が好む比とされている。

その証拠に、奈良の法隆寺や大阪の四天王寺には白銀比が用いられているのである。

ここまでの話でわかるように

黄金比は欧米人に、白銀比は日本人に好まれている。

それは各々が好む人物の顔にも表れており

世界一の美人画として有名なモナリザの顔は『黄金比』になっているが

日本の仏像の顔は『白銀比』でつくられているのである。

黄金比・白銀比について知ってもらったところで、今回はこれぐらいにしたいと思う。

最後に、白銀比が日本人の心に響く数値であることをご覧にいれよう。

白銀比(1:1.414)を少し拡張し、1:1.414:1としてみる。

それを5倍にするとどうなるかな?

5:7.07:5

そう、俳句の節(五、七、五)になるのである。

なるほど、五、七、五のリズムが心に響くわけである。

ではまた次回お会いしよう。

Dr.M’zの研究日誌 -Report.2-

みなさん、こんにちは。

またお会いしましたね。山中通り校のDr.M’zです。

今回は数字の神秘について紹介していこう。

みなさんは『黄金比』という言葉を聞いたことがあるかな?

宇宙で最も美しい数値とされており、自然界にもその痕跡を多く見ることができる。

まずはその数値についてお話しよう。

黄金比とは・・・

1:(1+ルート5)÷2のことであり、イコール1:1.618・・・である。

正五角形の1辺と対角線の長さがこれに相当するのだが

身近な例だと、トランプや名刺

意外なところではiPodの縦と横の長さは黄金比になっている。

なぜこうも、黄金比は幅広く使われているのか。

それは、黄金比が人の目に一番美しく見えるからである。

その美しさは古くから知られており、

エジプトのピラミッド、ギリシャのパルテノン神殿、ローマの凱旋門にも

黄金比が使われている。

どこの長さが黄金比になっているかは、ぜひ自分で調べて欲しい。

さて、黄金比と並ぶものに『白銀比』というものがあるのだが・・・

どうやら時間なので、今回はここまでにしよう。

ではまた次回お会いしよう。

Dr.M’zの研究日誌 -Report.1-

みなさん、はじめまして山中通り校のDr.M’zです。

ここでは、私の日々の研究で発見したことを紹介していこうと思う。

今回は『原子』について発表しよう。

まずはその大きさについてであるが、原子の直径は・・・

約0.1nm(ナノメートル)である。

nmとは、最先端技術の代名詞『ナノテクノロジー』で使われている、“ナノ”のことである。

だが、それがどれぐらいの大きさなのか想像がつかないと思うので、

次のようなイメージをして欲しい。

地球に対するゴルフボールの大きさ、ゴルフボールに対する原子1個の大きさ

これが大体同じである。

これでもまだ想像は難しいだろうが、それほどまでに原子は小さい物なのである。

次に原子の構成についてだが、原子は・・・

+の電荷を帯びた『陽子』と電荷を帯びていない『中性子』でつくられている『原子核』

その周りを飛び回る-の電荷を帯びた『電子』

この2つで構成されている。

電荷を帯びた粒子で構成されているのに、原子自体は電荷を持たないのはなぜか。

それは・・・

陽子の+分だけ-の電子が回りにいるため、±0の状態を保っているからである。

その均衡が崩れてしまったらどうなるのか・・・

それが『イオン』なのである。

-の電子が外に飛び出て、+に偏ったのが『陽イオン』。

逆に余計な電子がくっついてしまい、-に偏ったのが『陰イオン』なのである。

原子とイオンについて知ってもらったところで、今回はこれぐらいにしたいと思う。

では、最後に一つ問題を出そう。

金閣寺にも貼られている金箔。

これは金のかたまりを叩き続けて、薄く延ばしたものである。

今は機械化されているこの作業だが、昔ながらの手作業で叩き続ける職人もいる。

さてこの金箔職人の中でも、名人と呼ばれる人は

一体どれぐらいの薄さまで延ばせるのだろうか。

1mm?

0.5mm?

答えは

なんと原子2個分である。

金槌一つで最先端技術に対抗してしまう職人芸に驚きである。

ではまた次回お会いしよう。